これはビートたけしさんの名言。

最初分からなかった、あれだけ大成功してるのになんでこういう思考になったんだろ
う?確かに釈迦が言った『生きる事は苦だ』って言葉を知ってるからってのは根底にあ
ると思う。本質を見抜いていたんだろうな?そしてどこか醒めて客観的に自身を見つめ
てきた人生観だろうなと思っている。
1日殆ど眠らないで(現在は知らないけど、漫才、映画、テレビ番組の収録)な
ど多数あった時はその位の睡眠時間でいたらしい(暫く、覚せい剤でもやってるんじゃ
ないか?警察が張り付いていたのは有名な話)。たけしさんの凄い所はちゃんと社会的
な弱者への目線もわすれてない。

毒を持ってそれでも優しさを忘れない。映画にもそれは出ていて『北野ブルー』と言う
表現をされている(周囲の映画関係者が)。そして浅草に行った時は、酔っぱらったら
学生さんから道路工事の人までに『ご祝儀』?で一万円を配りまくっていたとか?
(自分だったら写真撮ってもらい罰当たりでもその1万円にサインもらい家宝にする)
まさに昭和の『破天荒』を絵に描いた人でいて絵画も独特で、映画もあたり、漫才は受
けて同性にも異性にもモテる・・・
もうこういう人は出て来ないんだろうな・・・昭和の時代だからでしょうね。

これには目がウロコでした👀
これを、学生の時この言葉を知っていたならな
もっと割り切って生きていたかな?
子どもの頃から武さんは好きだったし今でもファンです。頭が良くないとお笑い芸人で
成功しないんだと思ったくらい。特に『ボケ』担当の人は『世間的な常識』を身につけ
て知ってないと『ボケられない』。『ツッコミ』担当の人は『世間の常識の代表』みたい
な存在で『ボケをなぞり起動修正する』この落差が面白いのだ。親からはお笑い番組み
てないで勉強するか本でも読みなさいとはよく言われた(笑)。

ビートたけしさんが映画アウトレイジの時にいっていた『振り子理論』ってのがあって
『善人のイメージある役者さんなら悪人も出来る』って判断していたそうです。
つまり『バランスの上で成り立ってる』と。解釈しました。
よくニュースで加害者の印象をインタビューすると『昔、あんないい奴だったんだが~』とか『真面目でいい人でしたよ』とか『近所に挨拶してましたよ』と言ってるのをよく見るけど
あれ『人の印象の全体の中の一部』なんだよねと理解していた
夫婦ドラマで喧嘩最中でどちらがともなく『あなたがそんな人とは思いませんでした』
って言葉、言い回しがあるけど、“全体の中の一部分しか見てない(見えてない)”
からそういう解釈できるんだよね(ドラマの中だけど)
恋愛でも社会でも同じことが言える。だからそれを受け入れる
(受け入れた覚悟が必要)なんだと寛容な気持ちが必要なんですね。

元々、浅草のストリップ劇場の出身で『深見千三郎』って師匠の下について芸事を学ん
でいたそうです。周囲の多くの仲間が売れずに人生をドロップアウトしていったり、当
時合法だった『ヒロポン(覚せい剤)』に手を出して死んでいった仲間がいたり現代の
構造では『お笑いの学校』とか当然なかった時代にテレビに触発されて日本全国に知ら
れる有名人になっていって大成功されたんですよね。
浅草キッド
作詞された歌詞の内容が当時の心境を謳っている内容です。多くの哀しみを深く知って
る方だからそれを昇華させたんだと彼の本読んで昔から思ってました。あれだけ大成功
されても『ちゃんと冷静に分析できるから大成功』されたんだと思う。
ビートたけしさんの話は尽きないんでそのへんで(笑)

〇追記
ビートたけしさんの名前の『Beat』はリズムって方の意味ではなく『既存の考え方を叩くとかやっつけるとか破壊する』の方を採用したそうです。