かずまの『いまここ』

Knowledge is power.知は力なり~フランシスベーコン

詩『若き卑劣な犯罪者』

あの日事件は起きてしまった
2021年2月の出来事
大雪降る日に誰もが外出しない
卑劣な犯罪者達調子に乗った
欲望って名前の“悪魔の囁きに”
検察官を目指した魂を消した

デジタルタトゥに刻まれても
逮捕はされない未成年者だから
更生しますって頭を下げたら
いつも舌を出してニヤリと嗤う
それが教わったやり方だから
権力者に隠れて逃げ切れるはず

全ては欲望のままにイジメは
行われて加害者も被害者も
人権は守られず法律は壊れてる
だから“快楽と契約したんだ”
間抜けな担任や社会を尻目に
もぅ更生する事はないんだから

足どり重く他人の視線が怖い
お日様から隠れて日陰で生きる
罪は消える事なく私が死んでも
永久に背負い続ける重い足かせ
後悔はないと“強がる演技は”
何時まで続けられるだろうか?

裁くのは貴方じゃない
天上からみて貴方達は知ってる
否、判ってる理解してるよ
心の苦痛が死後も継続する事
地上で暗闇に生きて死後も暗闇
の中で土下座して許しをこう

後悔はあの世でするだろう
幸福は両手から既にこぼれた
既に改心は遅すぎたんだ
全てはシナリオ通りに進む
快楽に溺れたモノに
俺達は手は貸さない

全ては遅すぎた
蜘蛛の糸は見えるかい?
垂らされる事はあるかい?
仲間が大挙して登るだろ
若さ故に良心を捨てた末路は
“苦”から逃れられない